年1回 体のメンテナンス

2/19(金)。オフの日を利用して、人間ドックへ行ってきました。

大阪市で働いていた4年間は、定期的に健康診断がありましたが、フリーアナウンサーとなってからというもの健康診断は自分で行かなければなりません。費用も当然実費です。会社員はええなぁ・・・。(笑)

公務員時代に分かった高尿酸血症

2004年のこと。大阪市に就職して最初の健康診断。
血液検査の結果で、「尿酸値 11.1mg/dL」という驚きの数値が出ました。
男性の正常値は7.0mg/dL以下ですから、これは驚くべき高値です。
痛風発作がいつ起こってもおかしくない位の値ですが、これまで一度も痛風発作は経験していません。

というのも、その数値を見た主治医から24歳にして早くも投薬を勧められ、薬を飲み始めたからです。
「えっそんなに早くから!?」とよく驚かれますが、当時はお酒もほとんど飲みませんでしたし、尿酸値が極端に上がるような食生活をしていたわけでもありませんでした。なのにこの数値・・・。
実は、私の両親をも診察してくださっている主治医によると、「尿酸値が上がりやすく、腎臓に石ができやすい家系やね」と遺伝的要素が強いものという判断でした。

血中尿酸値が高い状況が続けば、風が吹いただけでも痛いとよく言われる「痛風発作」が起こる以外にも、尿路結石の原因にもなったり、腎臓も徐々にダメージを受けて最終的に腎不全に繋がったりと様々な不都合が生じます。

というわけで、24歳の時から尿酸値を下げる薬を毎日飲み、半年に1回は定期的に主治医の下で血液検査をして数値の経過を見てもらっています。
加齢と共に薬が効きづらくなり、ユリノーム→ザイロリック→フェブリクと薬の種類は変わりましたが、お陰様で痛風発作を起こすことなく、腎機能も正常値を保てています。

毎年受ける人間ドック

他のフリーランスの人と話をすると、「血液検査なんてほとんどやったことないわ」とか「何年も行ってないわ」などという声をよく聞くのですが、私の場合は「高尿酸血症」があるゆえに半年に1回は必ず血液検査をしており、何かあった時にはより早く病気を発見できるメリットはあるのかなと思っています。

人間ドックは35歳で初めて受け、その後、37歳、39歳と2年に1回受けてきました。
昨年40歳を迎えたことから毎年受けようと決めており、今年初めて2年連続の受診となりました。

市からの一部補助も出るので、2万円ちょっとで色んな部位をまとめて検査してもらえます。

この検査着に着替えて総合病院の中をこの姿で半日歩き回りまわって、色んな検査を受けました。

最後の難関、胃カメラ

最難関は何と言っても、胃の検診でしょうか。

35,37歳で受けた人間ドック最初2回は、バリウム検査を受けました。
イチゴミルク味の発泡剤入りバリウムを一気に飲み干し、ゲップをひたすら我慢しながら、機械の上で色んな体勢を指示されるんですよね。

とにかくあのバリウムを飲み干す苦痛と、ゲップ我慢の苦痛と・・・そんな嫌な記憶もあり、また胃カメラの方がより正確に病変の判別ができるということもあって、少し費用は増しますが昨年からは胃カメラに転向。
ただ胃カメラもかなりの苦痛を伴うと聞いていたので、迷わず鎮静剤を使っての検査を選びました。

喉の麻酔スプレーも思わずむせてしまう程の嫌な感触ですが、鎮静剤のおかげで検査中はほとんど苦痛がありません。
前回は完全に落ちた状態での検査スタートでいつの間にか終わっていたんですが、今日はまだ意識が少しある中で喉にカメラ突っ込まれてむせてしまい、それを見てすかさず鎮静剤を追加してくれました。
なんなら最初からそうしといて欲しかった…(^-^; ですが、その苦痛も意識が遠のいているからかさほどはっきりとは覚えておらず、それほどしんどい検査だというイメージはないのです。

無事に終わった・・・と思いきや、「胃の生検も実施しました」との報告。

「検査料上がるやん!」

いやいやそんなことはどうでもよくて、「えっなんか悪い所あったん!?」とちょっと不安に。
検査中により精密な検査をした方がいいと判断した場合は、組織を切り取って病理検査に回すというのですが、何が見つかったのでしょう・・・?

人間ドックを終えて・・・

すぐに結果が出るわけではないので、帰宅してからネットで胃生検について色々と調べてはみたものの、生検をやって癌と判定される割合はそれほど多いわけでもないとのこと。
まぁ不安になっていても仕方ないので、大人しく検査結果を待ちたいと思います。
もし万が一があったとしても、年1回の検査を受けたから自覚症状のない病気を発見できたということですしね。ここはポジティブに捉えられるでしょう。

1年に1回の人間ドック。これを機に改めてしっかり運動をして、バランスのいい食事を採ってと健康への意識が高まるというのもメリットの1つでしょう!

来月には41歳。今年は数え42の本厄ですが、しっかりと健康に留意しながらこの1年間を乗り切っていきたいと思います!


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